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便利屋ビックディグ の日記

統合失調症

2018.12.22

昨日、年末清掃のご依頼があり豊島区要町にお住いの●様宅(おそらく60代女性)へお伺いしました。
お客様お一人で広い戸建てにお住いとの事で女性スタッフをご希望お頂きました。
ただご連絡を頂いたのが夜8時を回った時間で、今から来てもらいたいとのご依頼でした。
あいにく女性のスタッフは現場から直帰したばかりで、「明日でしたら2人の女性スタッフがお伺いできます」
とお伝えしたところ、
「今じゃないとずっとこのままの状態で年を越すことになるんです…」と。
「?」と思いながら、「男性スタッフ2名でしたら今から向かえますよ。」とお伝えしたところ、
「じゃあ仕方ないんで、それでもいいです」と。


現場に到着した瞬間、お家の中が想像できました。門戸から玄関の間にそこそこ広いお庭があるのですが、
庭に家具や家電などの不用品が無造作に置かれ決して綺麗とは言えない状態のお庭でした。
案の定、お家の中に入ると、玄関一杯にポリ袋が積み重ねられ足の踏み場もない状態でした。
俗にいう『ゴミ屋敷』です。

お客様と会話を進めていくうちに、お客様の方から、「私、統合失調症なんです。」と打ち明けてくれました。
お電話を受けた段階で、何となくその傾向があるのかな…とは想像していましたが、
実際にお会いしお話させていただく内に、失調症患者特有の言動や思考性が確認できたため、
打ち明けられる前に実は分かっておりました。
5年前にご主人を亡くされ、その相続の件で親族間でゴタゴタが今でも続いているとのこと。
お一人で暮らされ誰にも相談できない心情を吐露されていました。

『この家も狙われているのかな?』
『私が死んだ後、いろいろ探られない様に家にある証拠を消しとかないとね』
と、被害妄想発言の連発です。



これまで失調症を患うお客様の応対は経験しておりますが、妄想が酷く自分の考えが他人に知れ渡ってしまっている
と考えたり、考えや行動のまとまりがなくなるなど、悪いスパイラルにハマり本当に苦しんでおられます。
「今掃除しないとずっとこのままの状態で年を越すことに…(最初のお電話)」と仰ったのも、
明日になれば、掃除をしたい今の気持ちは無くなってしまう事を自分で分かっているんですね。
だから彼女にとっては今日、今じゃないとダメで、切実な思いで電話をされたんですね。

その気持ちが分かるだけに、私も作業を続けながら、しっかりアイコンタクトする事で彼女の気持ちに真摯に応えたつもりです。
(※当店の場合、ゴミの持ち帰りは行っていないため、ゴミは一般ゴミまたは有料ゴミとしてお客様宅近くのゴミ置場に置かせていただきます。)

結局、終わったのがAM2時過ぎ。
まだまだ2分の1も終わってないため、後日人数を増やしてお伺いすることに。
もう今では、女性スタッフであろうが男性スタッフであろうがどうでもいい様で(笑)、
むしろ、「あなたが来てください」とご指名をいただきました。

帰宅してシャワーを浴びてから、すぐにバタンキューでした。

ありがとうございました。

統合失調症

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